廃蛍光管を100%近くまでリサイクル!!
蛍光灯リサイクルの流れ

現在、日本全国で廃蛍光管のリサイクルは2割程度で、ほとんどが埋立処理です。やがて河川や海洋に出て再び自分たちに戻ってくることになります。また、太陽熱・バクテリアなどの影響により水俣病の原因物質に変化することもありえます。そこで当社では、埋立処理をせず100%近くまでリサイクルするプラントを導入しました。

蛍光灯リサイクルムービー

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蛍光灯リサイクルシステム

廃蛍光管のリサイクル率を限りなく100%にしていくため、リサイクル処理場を4工程に分けて実践しています。リサイクルを行う上で欠かせない分別作業を最重要視し、『事前選別』『品目別破砕処理』『水銀回収』『粒度別ガラス選別』を実践しています。もともと良質なガラスをよりよい条件で回収することを主として、かつ口金等の水銀に接しない部分を水銀にさらす前に分別、リサイクルすることを目的とします。これにより、破砕装置及び水銀回収装置の負荷も低減、異物の混入を最小限にすることが可能となり、水銀回収の後の選別も容易になります。また、破砕の品目コントロールを行うことで目的別のガラスリサイクルを目指しています。

●口金処理

独自研究開発した自動口金処理機で、ガラス管の真空を保ったままアルミの口金を取り除きます。

●両端カット

蛍光管ガラスの両端をカットし、水銀ガスを吸い取ります。

●破砕

あらゆる種類・サイズに対応する蛍光管専用破砕機で、蛍光管を安全に破砕処理します。

●水銀回収

世界初の低温間sねつ加熱方式による水銀回収機「マーチ21」で、破砕されたガラスくずから効率的に水銀を回収します。

廃蛍光管はこのように分別され、リサイクルされます。 

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